2011年10月アーカイブ

デニス・リッチー氏が死去

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 C言語の開発者であるのとケン・トンプソン氏とともにUNIXのC言語への書き換えを統括したことで、UNIXの父とも呼ばれていたが、亡くなったそうである。享年70歳だったとか。この人とブライアン・カーニハン氏が1978年に出版した解説書「プログラミング言語C」(翻訳は石田晴久氏。この方も数年前に亡くなっている)は、初版と改訂版の2冊を購入したものである。


 c言語処理系としては、CP/M で BDS-C, MS-DOS では Lattice C, MS-C, Turbo-C などを、Sony NEWS では付属の奴、のちには gcc などを使っては遊んだりしたものだった。今ではもう、FreeBSD で make install clean として起動させる以上の使い方はしなくなってしまったが、この方の死はスティーブ・ジョブズ氏の死去よりははるかに心に去来するものが多い。

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