そんなわけでこの話題もとうとう4回目を数えることになりました。最初から読みたい方ははここからスタートしてくださいね。
で、前回はヒュッゲというデンマーク語のこと、サービスとホスピタリティとの違い。ローズレーンの考える接遇の位置づけということをご紹介しました。
そして、いよいよ研修会は佳境に入ります。
ここで黒田先生は「STEPS」ステップスというキーワードをご紹介してくださいました。STEPSのSは笑顔(SMILE)のS、Tは感謝(THANK YOU)、Eは謙虚(EXCUSE ME)、Pは互譲(PLEASE)、そして再度のSは学び(SORRY)
これを心がければ、ホスピタリティは自然と身につくというのです。とくに米沢にはとてもよいしぐさが沢山のこっています。たとえば、すれ違うときに止まってよけてあげる。
車同士ですれ違えないときに止まってくれた人にお礼を言って通り過ぎる。など、素晴らしい米沢しぐさをもっと全国に発信しようと提唱されています。米沢しぐさ委員会をつくって全国に米沢の良さを発信しよう。というすばらしいご提案をいただきました。
そして最後に、商店街をどのようにしていくのかと言うことで、ホスピタリティはそれぞれのお店のホスピタリティにくわえ、商店街で共生、共創のサイクルを作り上げることでより一層効果が出る。
お客様に対し別のお店の商品やサービスをお勧めしてみるんです。それが、よい連鎖になれば商店街はウェルビーイングな関係になると結論づけたのでした。で、ウェルビーイングってなに?と思って調べてみたら、身体的、精神的、および社会的に良好な状態な事だそうです。直訳すると幸福だそうで、たしかに商店街のみんながウェルビーイングになったら素晴らしいなと思いました。
最後に今回志村先生のもとで学んでいる大学生が、商店街活性化に協力して
「そうだ、商店街さ行くべ(仮)」という提案をしてくれました。
これは学生は何処にどういう店があるかわからないから、商店街の情報を学生向けに発信すれば良いんじゃないかと言う事で立案してくれた企画です。
田村君がみんなの前で発表してくれました。すごいアイデアです。これ実行に移さなかったら本当に商店街に未来は来ないと思いましたね。樋口君、ぜひ駅前商店街振興組合で参加するようにお願いします。
一応そのときの発表を動画でご覧下さい。
そんなわけで、講演会は終わったのですが、この次があるんです。ぜひ次も見てください。
続く
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