2011年6月アーカイブ

いよいよ日本中梅雨に埋もれてまいりました。といってもまだ米澤地方は梅雨と言って実感は一切ないんですが、沖縄はすでに梅雨が明けて夏になったとか。日本は広い。

そんなわけで震災後どうもブログの更新をする気力が出てこなかったんですが、お客様からリサイクル段ボールのお問い合わせをいただいてすこーしご説明する必要があると言う事でおそるおそるキーを叩き始めました。

当店ではご承知のように表面が白い新品の箱を発送時に使っています。店名の印刷もほんのわずかで商品をお受け取りいただいたときに逆にシンプルでインパクトを感じていただけているかと思います。あの白い箱はアート引越センターがモデルです。白い箱なら汚れると一発でわかるので、ドライバーさんはぞんざいには扱わないだろう。綺麗に運んでいただけるだろう。そう思って白い箱にしています。

その分実費として100円の箱代を頂戴しているんですが、その実費も大量発注でぎりぎりまで価格を下げています。実は大きい箱は200円近い原価です。

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近くのホームセンターで段ボールの箱の価格を調べて見てください。その時は、厚さと硬さも確認してみてください。当店の発送用箱がどのくらいのコストをかけた商品かご理解いただけると思います。ちなみにクロネコヤマトの斡旋物資で段ボール箱があります。価格を比べてください。

だけど時々、新品の箱はもったいないのでリサイクルの段ボールで良いんだけど・・・・と言う御意見を頂戴するときがあります。

でも、当店ではリサイクルの段ボールは一切使いません。

その理由はずばり衛生的に危険だからです。

皆さんはリサイクル段ボールがどこでどのように使われていた物か、想像されたことがありますか?
たとえばスーパーなどに納品されたペットボトルのジュース。箱からボトルを出したらその後の箱はもったいないですよね。
スーパーなら出所がわかりますが、リサイクルですからいろいろな企業から集められると思います。とても綺麗に見える物でも、どのようなところでどのくらいの期間保管されていたのかわかりますか?集められた段ボールの履歴をどうやって知ることが出来ますか?

たとえば、箱をいったん、たたんで保管しておいた。皆さんのお宅にも結構取っておかれた段ボールがあるかと思います。1度横からご覧になってください。段ボールの段になっているところ、空洞になっていますね?
もちろんすかしてみたら向こう側まできちんと見えますよね。途中になにか詰まっているなんてことありませんか?羽が生えている何かが居ませんか?

そうなんです、常温で保管されていた段ボール箱は虫の卵や害虫の巣があったりするのです。そんな危険があるかもしれない箱を食品の梱包にいくらなんでも使えるとは思えません?

リサイクル段ボールはどこにどの程度の期間放置されていたのか知る術もないのです。

私は出来る限り危険は避けるべきだと思います。

食品は1カ所だけ衛生的でも他がだめだったらすべてだめなんです。焼肉酒家えびすも、いくら店内で衛生的な処理をしても、もともと汚染されていたから努力が無駄になったんです。あんな大事故を起こしてしまった。衛生的にきちんと管理されていると思ったガストでさえ赤痢が発生する。

川上から河口まで衛生的な処理をして初めて安心できる商品を提供できる。私たちはずーっとそれを追求してきました。

iクール剤のリサイクルもご要望はたくさんいただいてます。しかし、同じように再利用するのは、とても危険だと思います。クール剤に関してはこちらのページをご覧下さい。

そのための努力を毎日重ねています。だから当店のペット用の生肉は安心して我が仔に与えてください。

美味しく安全に食べてもらう、それが私たちの喜びだから。

ではまた!


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