2009年6月12日アーカイブ


実は馬の耳はずいぶん前から入荷していました。しかし、結構大きさにばらつきがあって、一枚単位で販売するのが難しい商品です。プチダイスにしてみたのですが、馬の耳と言うことがわからなくなってしまって商品力が無くなってしまいます。
さて困った
使いあぐねていましたが、あさおか先生が、それじゃジャーキーにしてみようか、とおっしゃってくださったので、ためしに作って頂きました。
あさおか先生手作りの馬耳ジャーキー燻製の写真
あさおか先生は、愛知県碧南市の獣医さんなのですが、ペットの健康は食生活としつけという持論をお持ちで、漢方や東洋医学を取り入れた治療を実践されています。
また、ペットによい物をということで、当店の馬アキレスを使って自家製のジャーキーをお作りになって患者さんに喜ばれているそうです。
詳しいことはあさおか先生のブログをご覧下さい。
そして、送っていただいた耳のジャーキー、燻製の香がしてすごくおいしそう。まるで、するめのようです。
飛び跳ねて喜ぶブッシュリーの写真
うちのワンコどもはぴょんぴょん跳ねて待ちかねていました
硬いせいか時間をかけてゆっくりゆっくり。とうとう疲れて寝てしまいました。けれど、翌日もガシガシガシガシ噛んでましたよー。
大満足の馬耳でした。しかし、当店でしばらく販売する予定はありません。
あさおか動物医院ではしばらく販売するそうです。

そんなわけで馬アキレスの自家製ジャーキーはあっという間に人気商品になってしまいました。
そりゃそうですねえ、自家製でまったく無添加のジャーキーがほとんど失敗もなく作れてしまうんですから。
そんな柳の下にはドジョウが2匹いるはずだ。暇な肉屋はそう思いました。いつものようにそんな気がしただけですけど。
早速、フランス産のターキー砂肝でジャーキーづくりに挑戦してみました。何で砂肝かっていうと、ジャーキーで鶏系はささみとか砂肝なんですね。まねしちゃった。
まず、素材を綺麗にするには、水道水で洗うと良いんです。ざぶざぶざぶ。流水で綺麗に洗いましょう。砂ぎもですから、開いて中の方に食べかすとか入っているので丹念に洗いましょう
ターキーの砂肝は大きいので、厚さが均一になるようにナイフでカットしていきます。そんなに難しい作業ではありませんが、厚すぎると大変なことになります。それは後ほど。
砂肝が均一に乾燥するように厚さを揃えているという写真
で、良く水を切って(ペーパータオルなどで水気を取ってやると良かったかもしれません)干します。
今回は2Kgもあったので、愛知県碧南市のあさおか獣医さんにおしえて頂いた方法で、網の外にも干してしまいました。まぁ今の季節、昆虫もいないので、よいかなと。
ちょっと密集してしまったという砂肝の写真
さぁうまく乾いてくれるだろうか・・・と思っているまに2日経ちました。
どれどれと覗いてみると、いや~~んな、臭いが(´Д`)
あー、そうです、腐敗してました。一番下の段が風通しが悪かったらしく全滅。あと、くっついている所は乾かなくてダメですね。すこし間隔を開けないと無理でした。
くっついているところが乾燥していないんですよねえという失敗した砂肝の写真
しょうがないので、腐敗したところは捨てて、大丈夫だったやつだけで続行です。
現在5日めです。しかし、検品したらやっぱり腐敗しているのが混ざっているようです。それは捨てよう
ほぼできあがったと・・・・おもわれる・・・・フランス産ターキー砂肝の自家製ジャーキーの写真
で、現在の様子はこれです。なんかできているように思えます。
臭いはターキー特有の臭いです。結構良い感じ。
今回の教訓は、
1・厚さは薄めの方が良い。
2・詰め込みすぎは良くない。
3・段によって風が通らないところがある。
4・洗うときは開いて中も洗う。
5・気温が20℃を越えたらやっぱり難しいかも。
以上、ターキーの砂肝に関しての教訓でした。
さて、次は何で作ろうかな(^_-)

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