駅の東口とこちらを結ぶ道路で、ひっそりと寂れていた末広町に風穴をあける道路だ。跨線橋の先にはNECもあって、アルカディアソフトパークには至近距離だ。今後ますます発展していくだろうとおもう。安部市長はご自身のブログで市内から八幡原工業団地へのアクセスが便利になると書いておられたが、ボクは逆に市外から市内へのアクセスが良くなると感じている。当店も遠来からのお客様がたくさんいらっしゃるが、道順を説明しやすくなった。実際走ってみてもかなりの短縮になっている。
開通は2月5日だった。前日までの吹雪が嘘のように晴れ渡り絶好の式典日和。関係諸氏の挨拶の後、テープカットが行われ、神主を先頭に渡り初めが行われた。渡り初めには通町の沼田さん一家が選ばれた。なんでも親子3台午年だそうだ。沼田さんと言えば、ボクの小学校の同級生のお宅で幸子さんと言うが、いまは立派なおばあちゃんになっているだろう。
最後に向こう側まで歩いて渡ったがあっという間だった。この陸橋の下に踏切がある。子供の頃、米沢製作所のあたりに魚取りに通った踏切だ。あの頃は踏切番のおじちゃんがいて、帰るときにとれたかぁなんて会話があった。線路の脇にはすごくきれいな川があって金魚草が生えていたっけ。あれはもう40年前の風景だ。 安部市長いわくトトロの世代か。
この陸橋の開通にあわせて踏切は閉鎖された。