まず生ハムはアドッホにしてみました。もうちょっと薄い方が良かったかな。うすいのまた今度やろう。 で、肝心のアイスですよ。番組で使われたのはアイスクリームではなく「ラクトアイス」です。ラクトアイスはアイスクリームと表示してはいけない商品です。こういう所がきちんとしていないのは信憑性に欠けるいい加減な作り方、つまり話題性のみを追う番組という証拠です。娯楽番組だからというのはちょっと違うと思うなぁ。まぁそんなことに文句を言ってものれんに腕押しでなんにもなりませんので、まずは本当に生ハムとアイスクリームが合わないのかという実験です。
今回はテレビでも紹介されていたロッテの「爽」とレディボーデンとハーゲンダッツを用意しました。レディボーデンは中間グレードと言う事で購入してきましたが、今回はとても食いきれないのでパス(´Д`)
まず美味しい物を先に食べよう。ということで、ハーゲンダッツを食べました。スーパーから歩いて帰ってきたので結構溶けてるなぁ。でもとろとろで、生ハムの塩気とあうなぁ。あまり凍っていないからと言う事もあるかもしれません。
そしてこちらがロッテの「爽」です。190mlで98円、ハーゲンダッツが120mlで248円ですから5倍ですね。見た感じつぶつぶが大きいです。これは氷の粒かな。たしかに湿気が多い日本の夏には氷の粒が大きい方がさらっとして爽快なことは爽快ですね。でも、バニラの香料がとても嘘くさいのが印象的。後味かやはり違和感多いです。
そして成分はここのページで勉強してみましたが、表示方法もいろいろ有って充分注意しないと危険です。やはり「爽」は沢山入っています。一番多いのが砂糖か!!次が乳製品?そして植物油脂、果糖、卵黄、食塩、香料、安定剤(増粘多糖類)、乳化剤、アナトー色素。 問題になるのは植物油脂、これはマーガリンと同じように、植物油脂に乳化剤を混ぜて攪拌して作ってます。あとは、香料の種類が表示されていない。ですね。香料は化学香料に間違いないと思います。 たしかに生ハムとアイスクリームは消して美味しい!!という物では有りませんでした。しかし、食べられない。これはダメと言うほどの物でもない。
やはりこんなに小さくて248円だとなかなかいつも食べるわけにはいかないと思います。しかし、食べ物には本物と、まがい物があって、まがい物しか食べなかったら本当の味がわからなくなる。いつもいつも科学の力で食事を済ませると大問題も発生する可能性が有ります。
また、テレビもおもしろおかしく話題性ばかり追い求めて、恣意的に情報をねじ曲げる傾向がある。信じてはいけません。
今回はなかなか楽しい試食になりました。次は何に挑戦するか。できたらまともな試食がしたい(´Д`)