昨年から今年にかけて、肉業界にとっては大変な一年でした。福島原発事故による放射能汚染にはじまり、O-157によるユッケ食中毒事件。ユッケの件ではとうとう牛肉やレバーの生食が禁止されました。
禁止されたから良しとせず従業員に衛生に対し勉強して貰おうと、さる平成24年11月5日米沢食肉組合主催で「食品安全セミナー」が米沢牛黄木「金剛閣」において開催されました。
当日は食肉業界のHACCPでは第一人者の株式会社フーズデザイン「加藤光夫」先生を講師に迎え、食肉店だけではなく米沢畜産公社の社員など食肉に係わっている会社からたくさんの参加者が参加しました。
受付には黄木社長自ら立って下さいましてたくさんの参加者に応対してくださいました。
まず鳥勝牛肉店の小野社長のご挨拶がありました。やはりユッケ用の規制には憂慮を感じられていると言うことでした。
また今回の進行は黄木修太郎副組合長が務められました。
さて今回の講師のご紹介です。株式会社フーズデザインの「加藤光夫」先生。先生は早くから食品業界のHACCPを推進されていて、暇な肉屋が千代子と一緒にHACCP推進者講習を受けたときの先生です。
で、今回は初めての試みと言うことで初歩的なことから効果が出る方法まで踏み入って教えていただきました。詳しいことは割愛しますが、整理整頓清潔しつけを4Sと言いますが、地道に毎日実践することに尽きます。
清掃洗浄も頻度を決めて行う事。
また目的を絞り込んで点検パトロールをすることなどが重要とお話しされました。
ということで、本当に短い時間でもっとお聞きしたかったのですが、なにぶん時間も限られていましたので、ぜひ次回も開催していただきたいなと思いつつ散会致しました。
今回のセミナーでは食事時にもかかわらず食事が出ませんでしたので、心ばかりの辨当がつきました。なんと牛ステーキ辨当です。大変豪華で美味しゅういただきました。
またやりましょう!!