羊の「グリーン・トライプ」もどき

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3ワンコのゴハンは手作りである。大体肉は生で与えるが、野菜は生だったり加熱したりいろいろだ。

最近、有るルートを通じてフランス産の冷凍野菜を入手した。

さっそく自分でも試食してみたが、冷凍とバカにする無かれ、味が濃くてなかなかうまいのだ。これなら3ワンコも喜ぶんじゃないかと加熱して与えてみた。

今回の材料は、にんじん(プチキャロット)ホウレンソウ(épinard/エピナール)極小いんげん豆(flageolets/フラジョレ豆)西洋ごぼう(salsifis/サルスィフィ)、芽キャベツの5品目、にんじんはベータカロチンが豊富で抗酸化作用が期待できる。芽キャベツ、ほうれん草はビタミンCを始め、栄養の宝庫。しかも、しかもだ、全部フランスの大地で育てられ、収穫から4時間以内に冷凍されたという、品質を追求したドシー社の冷凍野菜。トレーサビリティも完璧で某国の野菜のように、危険きわまりないなんて事はあり得ない。その上に美食の国と言われているだけあって野菜の味がまるで違う。

こんなに味に深みがあったら、出来る料理は美味しいに決まっている

こんなの3ワンコにもったいないな。

軽く煮込んだら、フードプロセッサーでアラ切りします。

ちょっと豆は大きいままだなぁ。あんまりまめを食わせるとガスが貯まるので控えた方がよいと、本村先生は記されている。

やっぱりまめはよいかな。

そしてできあがったものがこれだ。

メインは今度売り出した羊の胃袋。粗く刻んで野菜を混ぜて。そうです、グリーントライプを目指しました。意外と良い線いっていると思います。

グリーントライプとは英語圏では非常にポピュラーな食材で、もちろんペット用ですが、新鮮な牛の胃袋を内容物と一緒に冷凍した物だそうです。草食動物の反芻された草など、犬が消化が難しい素材を胃袋と一緒に与えるのだそうです。凄い臭いらしいのですが、犬は狂ったように喜ぶのだとか・・・。日本ではと畜法があって絶対作れない商品で、輸入も缶詰のみが一部行われているだけのようです。ただ、本当のグリーントライプではなく、牛の胃袋といろいろな野菜などを組み合わせた物のようですね。

 

グリーンドックさんで販売していました。

さてヴッシュリーに与えたところ、ガツガツがつ、ガッツガツガツと物言わずこぼしまくりながら喰っておりました。

胃袋はここで売っているらしいです

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このページは、暇な肉屋が2008年4月27日 00:38に書いたブログ記事です。

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