スペイン産のウサギに挑戦

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ポジティブリスト制度が発効され、10ppmというフランスの基準ではぜんぜんOKだったスルファジメトキシンが、日本基準では0.5ppmと20分の一になって、あのとき検出されたのは0.07ppmだったという。

まあそんなことはさておいて、とにかくフランス産のウサギが輸入できなくなって、あっという間に売り切れた。

もうウサギはないの?と言うお声を沢山頂いた。何とかしたいな、オーストラリアのウサギはどうだろう、ニュージーランドはどうだ。いろいろ調べてみた。しかし、輸入規模が小さすぎて難しかった。ほとんどあきらめかけていたんだけど、ようやくスペインのウサギが見つかったと言うことを聞いたのは今年の5月のこと。試験的に輸入したので数量は無いけれどと言う話。早速使ってみるか。そう思って仕入れはしたが、結構難しいなぁ。

まず価格。フランス産の時は、ボク自身、フランスのSNVという工場まで出かけて希望を伝え出来るだけ安価になる部位を提案してもらったんだけど、今回はユーロがものすごく高いことと、バイオ燃料をきっかけとした世界的な畜産の崩壊から値段が結構高い。

次に内臓。嬉しいことに肺臓肝臓心臓腎臓が入っている。これどういう風に分けたら良いんだろう。

まず100gから150gのぶつ切りにしてみた。

骨ははさみでも切れるくらいなのでとても簡単だ。でも、内臓が旨く分散できない。どうやってもできない。これは困った。

 

ウサギの胴体を半分にしたので、気の弱い方は見ないで・・・!!

気の弱い方はクリックしないでください。 

 

でもとりあえず、奴らに試食をさせてみよう!!

でもやっぱり100g以上だとミニチュアには大きすぎた。はさみでもう半分に切ってみた。

ウサギを半分に切るんですが、はさみでもOK

一緒に与えたのはキャベツとパプリカとセロリと茄子を茹でてすりつぶしたものだ。

バーミックスもどきで鍋に入れたまますりつぶすのでとても簡単。冷蔵庫に残っている野菜をつかえるので便利で重宝だ。

ごちゃ混ぜにすると何が何だかわからないんですが、元々はキャベツがメインです。

で、ウサギ自体の話だ、ブッシュリーは何とかくったけれど、羊仔は難しかったようだ。たべたことはたべたけれど、しばらく経ってから戻してしまった。

これでも大きかったか、モップは用意して置いた方が良いかもしれません。

さてどうしよう・・・・ずーっと悩んだ・・・・・・・・

とりあえずこれが入荷したうさぎさんです。

スペイン産のラパンです。まぁよその会社と同じものですね。

どうです、フランス産に比べてもキュートさは負けてませんね。

わざと小さいサムネールにしているので、気の弱い人はクリックしないでください。

  キュートなお尻   クリックしないほうが良いと思う、プリティなお顔^^;    

さて、どうしようか・・・そんな風に毎日が過ぎていってしまった。

続く

ウサギのお買上はここらへんに有るようですよ。

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このページは、暇な肉屋が2008年9月27日 19:53に書いたブログ記事です。

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