ということで、ついついうちの羊のセシウムのことを書こうと思っていたらぜんぜん違う話になっていって、結局何が何だかわからない投稿をしてしまい反省しきりの暇な肉屋です。

やはり奇跡的に放射能のひどい汚染から護られたとはいえ、牛肉のセシウム汚染の例もあって心配ではあります。
当店のヒツジ君は現在畜舎内での飼育に限定し放牧はしていません。餌も原発事故のあったときは冬だったと言う事で、牧草も生えていませんでしたから与えることもできませんでした。いまでも屋外からの餌は与えず、JAから購入したアッペン、ふすま、ルーサン、チモシーなどを与えています。汚染されていない絶大な自信がありましたが公的機関の証明があればより一層安心感が高まると言う事で、検査を致しました。

どこにだすかわからなかったので以前栄養成分検査で御世話になったSUNATECに依頼しました。

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先日結果が報告されましたが、放射線各種3種の検査ですべて非検出ということでした。
当店で販売している商品は、うちの羊以外で国産はすがいさんの馬肉だけです。これも北海道で肥育されている物で、放射性物質の心配はいりません。
安心してたべてねー・・・・。

3月11日に起こった東日本大震災において、被害を受けた方お亡くなりになった方本当にお気の毒です。うちで昔アルバイトしていた子もおかあさんを無くされたと言うことで本当になんといっていいものやら。

ただ、おかげさまで米沢は停電もせずライフラインはほぼ完璧でしたので、早期に回復することができました。3月中は宅急便が正常に稼働せず、沢山のお客様にご迷惑をおかけしてしまいましたが、現在では原発周辺の一部地域を除いてほぼ復旧しています。

さて、そのように米澤地方も平穏な季節を迎えていると思いきや、福島第一原発が大爆発を起こし、放射性物質を日本中にばらまいた結果、大変な影響を受けています。それは、春の山菜のシーズンからはじまりました。
例年山深い米澤地方では山菜を求めて山深く入っていく方がたくさんいらっしゃいます。中でも吾妻竹という竹の子は大変おいしく、吾妻山の山腹に群生しているため、たくさんの狩人が山に分け入るのです。特に福島県側は南向きのため出始めるのが早く米沢からもたくさん出かけていたのですが、今年は福島県側の牧草や山菜からセシウムが検出され一部地域では出荷制限がかけられてしまいました。
それから、解除と制限の繰り返しです。幸いなことに米澤地方では制限される食品はでていません。しかし、米沢牛にセシウム汚染された稲ワラを給餌していたことがわかり、牛肉は出荷時に全品セシウム汚染検査をするという大変な手間とお金がかかっています。それなのに先週行われた競り市では米沢牛の枝肉価格が今年の最低を記録。今週に入り9月8日には1Kgあたり1796円とすでに生産者は生活ができない価格になってしまいました。
これだけの被害をうけ、加害者である東京電力と推進してきた政府、原子力村の人間はのうのうと原発再開とか言い始めています。庶民の感覚からしたらあり得ないとおもうのです。
東京電力はきちんとボーナスが出たそうです。やめた社長もしっかり退職金をもらっている。役員給料は半減だと行っても何千万ももらえるそうです。誰も責任をとっていません。
本当に情けない。こんな日本にした責任は僕にもあるんでしょう。じゃ、僕らはきちんとした国になるようにもう一回軌道修正をしなくちゃいけません。なんとかしないと。

ということで、すごく頭に来てます。ではまたm(__)m

ということで、試作は続きます。

まず最初にやったのは厚切りのステーキのようなメキシコ産馬肉とメキシコ産馬耳。

常温で挑戦したため、馬耳は上手に出来たのですが、ステーキカットは肉色が悪くなっているのに乾燥が弱いため、馬耳の完成を待って少し温度を上げました。40度前後で乾燥させたらあっという間に乾きました。

次に挑戦したのはキャベツです。
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あさおか先生からキャベツがあれば病気知らずと言う事をお聞きしていましたので、迷うことなくキャベツに挑戦することにしました。

作業性を考えて千切りとか細かく切るのはやめてざく切りでやってみました。1cmから2㎝の幅です。
カットしたキャベツをトレーに並べて入れたのですが結構かさばってしまって9段全部には入れられそうもなかったので、1段飛びで入れました。一段400g程度のが6段ですね。

どんな風に出来るか、早速スイッチオン。
前回の失敗を教訓にマニュアル通りにvegetable52℃と言う事でやりました。
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で12時間。やっぱり温度を上げると結構早いもんですね。こんな風に出来ました。でも色が悪くなりますね。これってレモン汁とかなんかそういう参加しないような工夫が要るのかも・・・1回ゆでてやってみようかなぁ。

で、ディハイドレーター、この機械確かに日本仕様を購入しました。でもコンセントが3本でてるんです。これってなかなか日本では見かけないですよね。一部のパソコンではあるけど・・・。
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でも、ぜんぜん問題ありません。当店はプロのお店です。コンセントはみんなこれがぴったりの物なのです。
こんな感じ。この丸い棒のコンセントはアースです。漏電したりしたときに危険な電気を地面に逃がすようにこのコンセントから地中に埋めた銅のパイプに電線がつながっているんです。
ご家庭ではなかなか無いですけど、工場などでは無かったら検査に合格しないんですよ。

そんなわけで次回は甘いものに挑戦してみようかと思っています。たのしみにしてくださいね。








ということで、8月のお盆にアメリカからEXCALIBUR Dehydratorsという食品乾燥庫を直輸入したという話しはここに書きました。予想外に大きかった。やっぱりアメリカ、やることがダイナミック(おおざっぱ)だったので、置き場所に困りましたがなんとかしました。
早速馬肉や馬耳をジャーキーにしているのはここのページです。

この機械、ものすごく精密でかっこいいんです、でかいけど。でも実は意外と意外。

なかは9段のトレーがありますが、これってプラスチックの質実剛健の出来。トレーをとった奥には5枚羽根が。これが温風を送るんですね。おっセラミックヒーターでもついているのかなと、奥の方をのぞき込んでみると・・・なんだ電熱ヒーターだよ。むかし、こんなコイルのような電熱器ってあったよね。
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それで、これが温度設定とタイマーです。電源ボタンは一切ついていません。タイマーでオフに出来ます。
しかしながらこのタイマー60Hz用なんです。米沢は東北なので50Hz。だから50÷60=0.83なので、時間が17%遅れます。

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1時間は大体72分くらいの計算かな。まぁどうせいつも誰かいるので大体で良いんです。
そんなわけで、Rawfoodsということで、まずは温度を上げないでやってみましたのは前回紹介しました。

最初っから温度を常温でやってみるなんて身の程知らずでした。めちゃくちゃ時間がかかってしまったのでした。
大体丸2日。最後は温度をちょっと上げて。みみの方は簡単にできたんだけど、肉は厚く切りすぎましたね。まぁこんなしっぱいもあります。

そんなわけで、気を取り直して次回は何を試作するか・・考え中です。




と言うわけで表題のEXCALIBUR Dehydrators というものをアメリカの製造直売所から個人輸入したという話しはここで書きました

あけてみましたら、それはそれはことのほか大きいボックスです。アメリカを少しなめてかかっていました。彼の地ではすべてがでかかった。
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今回はその続きで試作中のものをすこし、ご披露したいと思います。
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中身は9段のトレーです。トレーにはネットが付いていて乾かすものを載せられるようになっています。
このEXCALIBUR Dehydrators(エクスカリバー・ディハイドレーター)というのは簡単にいえば食品乾燥器です。温風を作って食品を乾燥します。よくある商品でジャーキーなんかもこれの大きな機械で作っています。
温度はいろいろ調整できます。アメリカのRow Food好きの人が使っているようです。うちは生食専門店なので、できるだけ加熱しないで作りたかったので、とりあえず40℃以下の温度で乾燥させてみようと思っています。

と言う説明が終わったところで、まず最初に試したのは、馬の耳と赤身です。

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そして、温度を上げずに風を入れて乾かすこと12時間、こんなふうになりました。
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色がわるくなっただけでぜんぜん乾いてないです。耳もおんなじ。これは時間が掛かりそうだなぁ。
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そして、もう一日がたちました。ほら良い色になってきた。
そんな訳で続きますm(__)m











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