当店では珍しい羊の内臓をたくさん取り扱っています。和洋中・・和は無いか・・の料理にお使いいただけるようにえっこんなのも使うのなんて~のもあります。

その中では多分国産以外では絶対無いと断言できるのが、羊の生胃袋。大人気商品です。

また茹でてきれいにした胃袋もあります。現在こちらを販売中です。でも、どうやって食うんだって問い合わせも頂いたりしているので、実際に色々試すことに。
どうせ試すなら、実際にお店で提供できるレベルにしなくちゃと試行錯誤を行っております。

2012-07-22-10-15-36_4.jpg
まず最初はみそ味の煮込みを作ってみました。
まず水から胃袋をサッとゆでます。この工程は事前に茹でである胃袋なので本来ならば入らないとは思いますが、冷凍状態で保管されていたと言うことで臭みを取るためサッと行います。
800_2012-09-20-11-56-33.jpg800_2012-09-15-11-21-39.jpg



次にきれいに水で洗います。そしたら水気をよく拭き取って切ります。

切り方はこんな感じです。

800_2012-09-15-12-21-08.jpg800_2012-09-15-12-37-51.jpg

そして、茹でます。柔らかくなるまで茹でます。酒・生姜・にんにく・葱の青いところと一緒に大体2時間くらいゆでます。沸騰させてはいけません。ことことことこと。
お湯の表面が踊るくらいでじっくりじっくり。
800_2012-09-15-16-44-06.jpg
そして柔らかくなったら、味を付けます。今回は味噌味にしました。

茹でるときに使った野菜などはきちんと取ります。そして、茹でた胃袋とゆで汁でキャベツ(大好き)と別に茹でておいた大根をいれて、刻み葱を散らしてできあがり。

1200_IMGP9594.JPG
げっ美味しくない。早速味見をした感想です(´Д`) 
これはみそ汁だ。しかも、しょっぱさがきつい。出汁がちょっと足りないようですね。

さて困った。第一回目の試食、失敗してしまいました。

追伸 その後一回さまして再度温めて食べてみたらこれが驚くほどまろやかで美味しくなっていました。そうか、一回さまさないと味がしみこまないんですね。
なかなか乙な味ですが、もつ自体が繊維質が歯に引っかかるような感じで柔らかいんだけど筋っぽいと言うおかしな状態になってしまっています。

次の試食で改善したいと思います。

ではつづく


最近、散発的に試食を繰り返しているせいで、自分自身にニュース性が無いという思いがあってなかなかブログにできなかったのですが、ツィッターでつぶやいてみると、なかなかどうして意外とみんな驚いてくれるので、これはもしかしてブログにしちゃっても良いのかなと思うようになりました。と言う事で早速深夜の試食をご紹介しました。

それは今を去ること平成24年10月10日(水)の深夜のことです。
体育の日がハッピーマンデーに変更されてから残念ながらめの愛護デー程度の扱いになったしまった晴の特異日です。

まぁそんなことはどうでもよい。たまたま入荷した商品の中にピンホールがあった物が有って販売出来そうも無いので試食してみました。
ピンホールというのは・・・

今当店のラムはほとんどがフレッシュで輸入されています。豪州で真空パックになったあと船で三週間くらいかけて日本に運ばれてきます。その間に熟成が進んでちょうど良くなるのですが、運んでいるうちにいろいろな所にぶつかったりなんらかの原因で小さな穴があくときがある。あいたら最後真空パックの効果がなくなってしまって・・・・。売り物にはならなくなってしまう。

というものなのです・・・が、あいた場所が問題で豪州現地であいてしまったらかなりやばいんですが、国内に入ってから輸送途中のトラックにゆられてあいたときなどは全く問題がありません。と言うピンホールだったみたいですね。

といことであゆこさんに塩をまぶしてもらっておいたので、すぐローストすることができます。
今回は塩分を押さえて800gに対して20gでたったの2.5%

1200_2012-10-10-23-32-53.jpg
でもちょうどよかったですねえ。塩加減バツグン!!

ということで、深夜焼き上がりましたので早速カット。

1200_2012-10-11-00-51-16.jpg

今回のラックブロックは脂をそのまま残しておきましたので、強めに220℃で10分、160℃に落として20分、20分落ち着かせたものがこれです。

おぉーなかなか良いですね。でもちょっとぴりっとした物が無かったのであらびきのブラックペッパーを振りかけてみました。今年更新したオーブンはSHARPのウォーターオーブンで予熱が8分で終わってしまいます。なので立ち上がりの時間分すこし早く調理が終わります。今回も220℃で10分加熱しましたが、今度からは5分~6分くらいで充分かもしれません。今度それでやってみたいと思います。

1200_2012-10-11-00-53-24.jpg
ナイス、例によって付け合わせはないんですがちょっと見れる感じ。味は・・・美味しかったですよ。でも脂がきつかった。2本でギブアップしました。

次は・・何に挑戦しようかな。

800_2012-10-11-21-15-42.jpg
こんな物、試してみています。どんな料理に変わるか乞うご期待^^;



ということで、最近仕事をさぼっているように見受けられる暇な肉屋ですが、ちゃんと仕事してますよ。多分。

今回は羊の有る物を試食する過程においてぜひとも必要だった羊のスープを取りました。
うちの羊からでた骨をふんだんに使いました。
まず骨を水からゆでます。
1200_P1010649.JPG
沸騰したらお湯をすて骨を流水で洗います。がんばって洗うとクセが抜けて美味しくなります。

そして、トンカチでたたき割って、こんどは葱、タマネギ、生姜、にんにくをぶつ切りにしたものと一緒に茹でます。今回は2時間強火で茹でました。
ぐつぐつぐつぐつ
沸騰させないと白湯になりません。

800_IMGP9777.JPG

大量のガスを使ってできあがりました。美味しいスープです。
さて、このスープを使って・・・・何を作るのでしょう。乞うご期待下さい。

続く

800-13-28-43.jpg

千代子が欲しい欲しいと言うので買ったネスカフェバリスタ。気軽に珈琲が飲めるのは良いんだが、ヨーロピアンローストを買ったのでちょっと苦いんだよね。クリーム欲しいなぁと思ったら、クリームを泡立ててカプチーノにする機能があるんじゃ無いの。これは使って見ないと。
と言う事で早速使って見ました。もちろん自宅にあったモリナガスキムミルクね。
小さじ一杯をカップに入れて、カプチーノのスイッチをポン。
800-16-36-24.jpg
シュッシュッシュッシュッガーガーガーガー・・・あっという間にできました。
800-16-37-40.jpg
美味しい
でもなんかクリームが物足りない。
そうだ、この前サンプルで貰った山羊ミルクを使って見よう。
山羊ミルクって、牛乳より良いと言うことでお勧めしていただいたんです。たしかに話せば長くなるが、私が幼少の昭和30年代初頭、粉ミルクもまだ高かった時代、うちの母親の母乳が出なくなり生後1ヶ月の乳飲み子を抱えて困った父は近在の農家から雌山羊を購入し、搾った乳を乳飲み子に与えて育てたという世にも素晴らしく悲しい話があるのです。その子供はもちろん私でございましてこんなに立派な人間に育ったというどうでもよい話しでした。
まぁ最終的に山羊は父が食べちゃうんですけど、そのうち羊屋を始めちゃうし。
ということで、山羊ミルクを使ってカプチーノを呑んでみました。山羊は結構臭いんですよね。チーズとか食べると山羊はすぐわかる。僕にとってはとても懐かしい風味で昔の店舗の冷蔵庫の霜取りの時はこの臭いが冷蔵庫に充満したのでした。
で、味の感想。
全く気になりません。まぁ気になる人は何でも気になる。
しかし僕は全然気にならん。風味もよくて濃厚。スキムミルクとは比較になりません。若干高いけど、オランダ産と言う事でEUは成長ホルモンを使っていないし乳製品の製造には非常に厳格な決まりがあるから安心できるんじゃ無いですかね。
そんなわけで、しばらくの間ここで売ろうと思っています。ぜひ買ってください。
このほど、とうとう海産物にも手を染めてしまいました。
グリーンマッスルというニュージーランドの貝です。

正式名称は緑貽貝(green-lipped mussel)といい、あのムール貝の仲間です。

800_IMGP9818.JPG

グリーンマッスルは世界一厳しい基準で管理され、ニュージーランド政府により、養殖地の貝毒、細菌、重金属が常時監視されています。関節炎に非常に効果があるという説もあります。グリーンマッスルで検索すると、サプリメントが真っ先に検索されるくらい知名度は高いようです。

ということで、それが目的では無いのですが、暇な肉屋個人的にムール貝が大好き。しかし、生のムール貝ってなかなか入手するのが難しい。年に数えるほどしか食べることができずに悲しい思いをしていました。輸入されているムール貝は冷凍ですし、ゆでてある物がほとんど。まぁそれはそれで美味しいのですが、どうしても加熱のしすぎになってしまい味はいまいち。

その点このグリーンマッスルなら、特殊技術を使って貝殻を取ることに成功。むき身もありますが、とりあえず美しい貝殻をみたかったので片貝付きを。
一ケースは1Kg入りです。結構一杯入っています。

800_IMGP95801.jpg

まずじっくり解凍。これで500gくらいかな。
生でも食べられる生菌レベル。でも、食べようと思って臭いをかいだら、これは・・。生臭いのは苦手だった自分を発見。
とりあえずワイン蒸しでもいきます。フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ、弱火で加熱。臭いが出てきたら解凍したmuscleをいれて白ワイン投入。普通の状態ですと、貝が開けれは加熱が終了なのですが、こちらは貝が半分しかついていないので開きません。なのでぷっくりふくらんだら終了。
加熱しすぎを避けるため、若干手前で火を止め予熱で最後まで加熱できたら最高なんですけど、結構難しい。何回か試してみてコツをつかみたいと思います。

800_IMGP9584.JPG
ということで、ワイン蒸し大成功。うまいです。

次に挑戦したのが香草パン粉焼き。パン粉に香草をまぜにんにくバターを付けてオーブンで焼きます。

オーブンで焼くのも面倒だったのでオーブントースターで焼いたし、香草もいまいち入っているかどうかもわからない程度でしたがこれまた大成功。

1200_2012-06-06-00-46-55.jpg

一人で軽く10個は食えます。これはすごいや。

ということで、ここら辺のページで販売する予定ですので是非よろしくお願い致します。



前の5件 7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17

カレンダー

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.2