当店では羊肉専門店としてさまざまなお肉を販売していますが、内臓も、もちろんいろいろ取りそろえています。

なかでも胃袋はなかなかの人気です。

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先日はトマト煮込みをしてみました。
小さかったので2つ。通常販売の物より小さかったので試食してみたのです。2つも欲深だったでしょうか?

さて、さっそく解凍をしてみます。貯め水で解凍しました。

そして葱の青いところ、にんにく、生姜でザッと茹でます。

ゆであがった胃袋は良く洗って適当な大きさに切っておきます。余り大きいとかみ切れない・・・かもしれません。<BR>
      小タマネギの上の方に見えるのは味だしの生ハムの切り落とし・・くずですけど・・です。

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ついでにイタリアの豚ほほ肉のベーコン、ガンチャーレも入れてみました。

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ついついレンズ豆も入れてみたのですが、つゆが少なかったのかレンズ豆がふっくらならなくて失敗でした。味は良かったのに残念です。

気を取り直して、残った胃袋をこんどはひよこ豆と一緒に煮込みました。これは大成功。かなり美味しかったです。

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こんなに素晴らしい胃袋はここら辺で販売しているかもしれません。

さて、とうとうソルトブッシュの牧場に行って、ソルトブッシュラムとの感動的対面を果たした事はここのブログに書きました。

そこで、牧場管理人のジェミーにバーベキューでの食事をやるから付いてこいと言われ車をスタートさせたところです。ところがジェミー急に止まってこちらに歩いてくる。そしたらなんと腹減ったろ、りんごでも食って我慢してくれ。なんて優しい奴なんでしょう。さっそくがぶり。頂きました。小さめのりんごで日本で言えば紅玉のよう、涙が出るほど酸っぱかったです(--;)

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そしたらよせば良いのにトップトレーディングの高野瀬は、ジェミーにワインはあるかと聞いたのです。すると、ジェミーは用意してなかったんでしょうねえ、ちょっと用意するから付いてこいと・・・・あらら、車はどんどん元来た道を戻っていく。途中カンガルーがごろごろ死んでいる道です。そこを千代子が運転。このためだけに国産免許を取得してきたのです。とても楽しそう。

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でもずーっと直線だからまったくつまらなそうでもあります。そんな道をえんえんと。途中貨物列車が走っていました。

最初は何両くらいかなぁと数えていたのですが途中であきらめた。とても数えきれません。

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そんなこんなしていたら今朝出発したportAugustaの街に着きました。そしてこんなドライブスルーにきました!

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すごいスケールです。車で乗り付けてアルコールを大量仕入れするんですね。何でもあります。ビールなどの軽いアルコールは手前に。ウィスキーなどはレジの奥に。考えられてます。Australiaは日本とちがってコンビニなどでアルコールは販売していませんからお酒屋さんで買うしか無いんだそうです。

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さて、ワインにビールに大量のアルコールを仕込んでジェミーが運転するトラックのあとを付いていくのであった。

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ようやく追いついた。迷子にならないですんだ。そんなこんなをしているうちにようやくジェミーおすすめのバーベキュー場についたようだ。

あれ、屋根があってバーベキュー用のオーブンが有るのではと想像していたのだが・・ナニもない(´Д`)

さて、どんな料理が出てくるのか。旅はまだまだ続きます!

吹雪の米沢から数十時間ようやくたどり着いたソルトブッシュ牧場、ここまでのことはこのブログに書いた。

ようやくたどり着いたソルトブッシュの牧場は、東西20Km南北100Kmというとてつもなく広大だった。

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この写真でその広大さがわかって頂けるだろうか。ずーっと向こうの方まで続く牧場。遠くに見えるのは塩湖。

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そこに群れを作ってソルトブッシュラムは自然のままに暮らしていた。真夏には40度を超える猛暑のアウトバックでさぞや毛皮が邪魔だろうと思って近づいてみるとなんとソルトブッシュは背中には毛が生えているが他の部分はほとんど毛がないではないか!少々有る物もいたが丸坊主の物もいた。

なぜなのか、毛刈りしたのかとジェミーに訪ねてみるとそういう品種だと言うことだ。

そもそもソルトブッシュラムは南アフリカで生まれた品種でDorpersと言う品種なのだ。

Dorpersは牛と同じような毛皮を持っていて毛刈りをする必要がない上に、乾燥や低温に強くしかも丈夫で他の羊が食べないような草でも食べることが出来るのだ。だから、こんなに自然に放牧されてまるで野生のように育っている。これなら農薬や抗生物質、ホルモン剤などはとは無縁な暮らしだわ。

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牧場には枯れ草がごろごろして風に吹かれてころがっていた。なぜかというと真夏の月間降水量がわずか6.5 mmで、雨が降らないために枯れてしまうのだ。でもそんな中でもソルトブッシュは元気です。青々した葉っぱを茂らせていた。右の写真のソルトブッシュは肉厚の葉っぱが付いていたのでちょっと食べてみたところ、ほのかに塩分を感じてまるで『アイスプラント』のようにおいしい。羊も大好きなんだそうだ。

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それに対してこの左の草は、あまり羊は食べないんだとか。試しに食べてみましたが苦くておいしくなかった。そして右の写真が水飲み場です。

水は100㎞離れたポートオーガスタからパイプラインでひかれて牧場の貯水タンクにためられています。その金額はトン当たり2.7ドル、250円です。米沢の水と同じくらいだな。

ソルトブッシュの牧場の一番の経費がこの水じゃないかと思えるくらいです。

目の前に大量の水があるのに全部塩湖で飲めない。しかも塩湖から塩分がとんできて普通の草は育たない。風が強いので木も生えない。とんでもない所ですがソルトブッシュラムには天国なのかもしれません。

さて、今日の昼食は牧場でバーベキュー。すごく楽しみになってきたぞ。でもジェニーは最高の場所があるから僕らに付いてこいと・・・・。

車に乗り込んでバーベキューの会場までレッツゴーです。

いつになったらソルトブッシュの牧場にたどり着くのだとおしかりを受けそうだが実はまだまだたどり着かないのだ。だってポートオーガスタから100Kmも離れているんだから。

というわけで、今朝のことはここに書いた。その続きと言うこと。

ジェミーに迎えに来てもらった暇な肉屋一行はジェミーのトラックの先導で牧場を目指す。しかしすぐ着くという言葉とは裏腹にどこまでもまっすぐな道をひたすら走ることになるのだ。

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途中塩が吹き出している沼のよう所を通過。ここらへんは真水が無い。ほとんど雨が降らないために水という水は塩分をかなり含んでいる。夏に塩がかたまり冬に溶けるというサイクルを延々繰り返しているのだ。ちょっと走っただけで沿道の様子が一変する。塩湖の周りはほとんど草が無いがしばらく走ると、結構背の高い樹木が生えている。ここら辺は水分が豊富なんだろうな。

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そしてここがアウトバックの入口のお休みどころのようだ。Rest Areaと書いてある。

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中にはちゃんと地図まであってここら辺の案内もしてくれる。

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景色は本当に世界の果てのよう。こんなところに羊はいるのか!!

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そして車はまだまだ走る。そして突然右に折れ道路の路肩へ。ゲートがあってそこを開ける。

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そしてダートを猛スピードで走り出す。いくらパジェロといえどこんなダート、車体は重いし上に行ったり登っていったりひどい揺れの中をやっとの思いでジェミーに着いていくのだった。

たしかにモーテルを出てから1時間ほど。それにしても120kmですっ飛ばしてだから・・・・

さて続く。

もういつになったらたどり着くんだ、ソルトブッシュ(ーー;)

そんなこんなで色々な紆余曲折と前置きがあってようやく本題のソルトブッシュです。以前も商社のトップトレーディングの進藤常務が訪れたという ある方のblogは発見したのですが、実際のソルトブッシュの牧場は全く紹介されておらず、謎のペールに包まれていたわけです。ソルトブッシュラムはBULTARRA社が生産している素晴らしいラムですが、以前の経営陣の牧場運営のノウハウだけを得て新たに作った会社のように様変わり。

以前はこの掲示板に書いてあるようにVICTORIA州のEchuca(エチューカ)というメルボルンから200㎞ほどの近場にあったのですが、現在はアウトバックラムと称し、アデレイドから500㎞も離れたポートオーガスタ近くの未開の地に牧場があります。

それでいろいろ検索をしていたらホームページも新しくなっていました。

また牧場のあるspear creekのラムと言うことで南アフリカで飼育したWhite Dorper Lambを輸入していることを前面に押し出して肥育しているようです。今日はそんなソルトブッシュを放牧している牧場に向かいます。

ということで、昨夜星を眺めて首が疲れた暇な肉屋は大きなベッドでぐっすり休み新しい朝を迎えました。

そしてモーテルで朝食を食べました。

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そしてオムレツを頼んだのですが、私大きな誤解をしていたことに気付きました。

オムレツというのはあんな物を想像していたのですが実際はこんな物でした。

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えっと思ってググってみるとそうなんですねえ、僕が考えていたオムレツという物はほとんど検索されない。今回の朝食のような物が世界の標準だったというわけで、無知を思い知らされました。

とまれ、美味しい朝食を堪能して部屋に帰るとき、ゴルフ場の方を見たら犬連れでゴルフをやっている方がいました。悠々自適なんでしょうか?のんびりと楽しそうにクラブを振って、とてもうらやましかったです。

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さて、そうこうしているうちにジェミーが迎えに来てくれました。出発です。

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そして車で出発するとまもなくこんな山が。うほーっ、これはすごい山だ!!

期待は高まります!!

引っぱる引っぱる引っぱってばかりですみませんが話しは続きます。

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