平成25年11月7日(木)は新入荷のニュージーランド産のベニソン(紅鹿)の
内臓です。今日は心臓を人間共々試食です。
しっかり解凍したベニソンの心臓はとても鮮度が良いです。結構おおきくて一個が1Kg近いですね。ラムの4倍近い大きさです。
人間用には柵取りしてから厚さ5ミリほどにカットしました。
試食ですからいつもの様に塩胡椒のみ。
フライパンでチャーチャーと簡単に焼いてできあがり。おーぉ、これはうまい。なかなかいけます。
期待が持てそう。
そんなわけで今日の料理はこんな風。キャベツの外葉をザッと刻んで付け合わせに。彩りきれいで大喜び。まぁ彩りはあんまり関係ないんですけど。
はい、完食です(^O^)
実は暇な肉屋3匹もワンコを飼っていますが、かわいいからでもあり仕事に利用しようというよこしまな考え方もあるからなのです。ということで、今回は色目が良くないという指摘を受けた「カナダ産馬トリミング」の試食。たしかに色目は悪いですね。でも腐敗しているわけではありません。赤身の肉に特有の真空を開封してまた真空をしたときに起こりがちな変色です。これは表面だけくすんでいるので、半分にスライスするときれいな断面が見えます。
まぁと言うことなので食べないわけがないんですが、一応お決まりですから試食です。
今回はフランス産の冷凍グリーンピースです。小粒ですごく甘いグリーンピース。普通はミックスベジタブルとか与えるとうんちにそのまま出てくることが多いと聞きますが、うちの場合はグリーンピースごときは完全消化です。元気なもんです。
おいしかったようですね。
うちの3ワンコミニチュアダックスです。結構微妙なサイズで5Kg~6Kg。6Kgを超えると中型犬。ヴィアンドはぎりぎりです。そんな奴らにいろいろ試食をさせています。この前骨付きすね肉を丸のままやりました。食いましたねえ。
でも骨はちょっと硬くてもてあましたみたい。本当は骨髄が一番おいしいのにわることが出来ず全部残してました。
そうか、骨髄を食べたいだろうなぁ。どうやったら良いだろう。一生懸命考えて試しに作ってみました。さっそく試食です。
それは、ラムの丸骨を半分にカットしたものをまた縦半分にカットした4分の一の骨です。だからクォーター。
これ、強力バンドソーでカットするのですが細いし堅いのでかなり難しい。手間がかかっちゃいました。
さっそく一WANに1本ずつ与えましたよ。
カリカリカリカリ一生懸命囓っています。がりがり割ろうとしていないので比較的安心ですね。本当に一生懸命にカリカリ囓っています。1時間ちかく囓ってました。そのうち疲れたのか寝てましたね。ついつい写真を撮り忘れちゃった。
朝になったらこんな風になっていました。きれいに髄の部分だけ食べています。いままでは食べられなくて悔しい思いをしていたでしょう。なんとも満足そうに寝ている3ワンコをみると苦労の甲斐がありました。
こちらのページで販売を開始致しましたので是非お試しください。
暇な肉屋のWANブログ人気のコーナー。超巨大ブロックに挑戦の巻、過去には頭よりおおきいターキーの手羽先に首一本物におおきいのを無理矢理食ってげろ吐きまくった砂肝とか、馬耳のジャンボジャーキーとか、メキシコ産の馬のソ太ボーンとか、同じく北海道サンの軟骨とか、はたまた体長くらいあるアキレスとか、ありとあらゆる物に挑戦させてきました。最近歳を取ってきたせいかひかえていたのですが、今回は素晴らしいお肉が入荷したのでおもいきって再挑戦してみました。
それはこれ。
オーストラリア産の新鮮なラムの骨付きすね肉です。1本が300gもあります。すごくでかい。これ大丈夫なの・・^^;
どうやら最初のとっかかりが大変みたいでブッシュリーは頑張って挑戦していますが、ヴィアンドはもうギブアップしてブッシュリーがとっかかりを作ってくれるのを待っているようです。また羊仔も頑張って前足で押さえつけて食いちぎろうとしています。
ようやくとっかかりを作って貰ったヴィアンドは台所の片隅でこっそり囓っています。
ヴッシュリーはすでに自分の担当分は終わりそうになっています。それにしてもなんでこいつはトイレが好きなんですかね。トイレと言うよりもトイレシーツが好きなんでしょうね。きれい好きな奴め(^з^)
と言うことで1時間以上も骨付きすね肉と格闘していたご一行様はきれいになった骨を前にゆったりと過ごしています。食べ終わった骨はあごの強さの順に並べてみました。一番上右の骨はブッシュリーでしょう。右側の丸い部分まで囓って食べちゃっています。あとはだんだん乾燥して堅くなるので捨てて下さい。
実はこの骨の真ん中の部分が一番おいしいのです。日本語で骨髄、英語ならMarrowといいます。マローです。血液を製造する役目を持っていますからものすごく栄養素が豊富なのです。だからWAN共は必至で骨を割ろうとするのです。みなさん骨を食べている思ってるでしょうが、実はこの骨髄を食べているのです。
世界でもこの骨髄料理は人気があって台湾では羊のこの部分をスープで煮こんでストローで吸い出して食べます。オーストラリアでは牛の骨髄のグリルがとても美味しかったです。
というわけで実はこの部分を是非小型犬にも食べて貰いたいと思い新商品を作りました。
とても硬い骨を縦に半分にカットする必要があり、超巨大な回転のこぎりでカットします。
とても危険な作業になりましたがおいしくたべて貰いたいから頑張ります。
こんな商品なんですよ。ぜひためしてみて下さい。